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イタリアと英国の最も優れた素材を厳選
お客様のご要望にお応えするため、着心地のよさ、用途の広さ、軽さ、シワになりにくさ、美観と品質等すべての点において時代の先端を行く、厳選を経たイタリアと英国の最高級繊維、ヴァージンウール、カシミア、ビクーニャ、麻、コットンを使用しております。裏地は全て100パーセント、旭化成のキュプラです。
メリノウール
ウールは衣服として史上最初に用いられた天然繊維であり、その優れた吸湿性、通気性、保温性によって今日でも最も重要な繊維となっています。メリノ羊から採ったものが最高級ウールとされており、地中海が原産ですが、1700年代末にオーストラリアとニュージーランドに移入され、そこがメリノ羊たちに最も適した生息地となりました。
カシミア
カシミアは素晴らしい特性を持った超高級繊維です。山脈地帯カシミールが原産のヒルクス山羊から採毛しますが、主な産地は中国北部、モンゴル、イラン、アフガニスタンです。厳冬、酷暑の厳しい自然環境に耐えるため、ヒルクス山羊は全身が剛毛に覆われ、その下にドゥヴェイと呼ばれるうぶ毛を生やしています。これがカシミヤで、質感がこの上なく軽く、柔らかい上、約14ミクロン(1ミリの千分の1)という極細繊維で、保温性は抜群です。
ベイビーカシミヤ
ヒルクス子羊のうぶ毛から採れたもの。手触りだけでは識別できないほどのデリケートなしなやかさがあり、かつては違いのわかるプロのためだけの高級品でした。子羊には全く無害な梳毛法で採毛しています。
ビクーニャ
世界で最も細い繊維。ビクーニャは60年代5000頭にまで減ってしまった南米産ラクダ科の野生動物で、1976年のワシントン協定により絶滅の危機にある動物に指定され、WWFとペルー政府が協力し、保護政策が推進されてきました。
野生でしか育たないこの小さなラクダは、現在16万頭生息しており、うち10万頭以上がペルー原産となっています。
ビクーニャはひ弱で優美で極端に臆病ですばしこく、肩高70から90センチ、体重55キロ未満とラクダ科の中では最も小さい動物です。国際保護法が功を奏して、現在もインカ時代そのままに、生きたまま捕獲し原毛を刈り取る伝統が守られることとなった貴重なビクーニャは、アンデス山脈では神の賜物と信じられ、王族にのみ使用が許されてきました。
ビクーニャはインカ帝国においても珍重され、王族の衣装専用に用いられ、ペルー南部とボリビアのアイマラインディオスによって聖なる動物と崇められてきました。インカ帝国の王族たちはビクーニャの毛で織られた衣装のみを着用し、一度着た物は貴重な褒美として家臣に下賜されました。この方式でインカの支配者たちは国に功績のあった人々に対し栄誉と賞賛を表したのです。神々しいビクーニャ伝説は、その素晴らしい特質、優れた品質、軽さ、しなやかさ、強靭さを考えれば大いにうなずけるところでしょう。直径が12から13ミクロン(1ミクロンは1ミリの千分の1)の極細繊維は体温調整にも最適です。
ビクーニャはアンデス山脈の厳しい自然の寒さ暑さから身を守るため、金褐色から濃い栗色に至る色合いの貴重なうぶ毛を生やしています。成獣一頭あたり2年に一度250グラムしか採毛されず、採毛後は120グラムに目減りすると言われています。従って、ビクーニャのコート1着分に、25から30頭もの原毛が必要ということになります。このように、原毛の希少価値と整毛工程の複雑さによってビクーニャの値打ちは高まる一方となっています。 |